ピーターパンと呼ばれた人

節約、コスメ、旅行好きな30代

春になったらを見て①

前回春になってのドラマについて少しブログを書かせていただきました。

 

看護師をしていた際、入院患者さんの中では治療を行っていても原病の進行により

今後の治療方針をどうするか。という家族同席の上での説明・意思決定もあります。

雅彦は病気が見つかった際には治療はしない、という選択を行いました。

娘の瞳はその意思決定に対し、もっと長く生きてほしいから治療をしてほしいと父を一生懸命説得しようとしますが最終的には父の意思を尊重し、やりたいことリストを

一緒に完遂させようと協力してくれます。

 

この場面をみて、現場で働いていたときを思い出しました。

雅彦の治療をしない、という選択肢=ただ待つだけ。ということではないのですがご家族にとってはやっぱり長く生きてほしいから治療をしてほしいという思いが拭いきれないことも多いということです。

 

 

一概にも言えませんが治療をする=寿命を延ばすだけではなくもちろん副作用症状による日常生活の弊害や免疫力の低下などからくる合併症症状を引き起こし入院生活抜け出せない方もいるからです。

 

症状によってどの程度まで自由に暮らせるか。ということも確かにありますが、現在は在宅医療も進んでいるため最後を家で過ごすことも十分可能になってきています。

 

どの道を選ぶことが正解かは本当にわかりません。

 

でもなぜその道を選んだのか、本人の意思がきっとあるはずなのでご家族は自分の思いもあると思いますがどうぞ耳を傾けてなぜそう思ったのか。という本人の意思を聞いてご自分の思いも打ち明けて一緒に方向性を考えていくことが大切なのではないかなと思いました。

 

痛みのコントロールを行ってなんとか生活していた雅彦も吐血、痛みの悪化と徐々に症状の悪化が見られます。

 

瞳の花嫁姿をみれるのか、雅彦が生活できるようどのように環境を整え家族で協力していくのか…

今週の放送を楽しみにしています。